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Black Survival 資料室

Bottomless Pit_2

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Black Survival ― Bottomless Pit ―

各話セリフ/意訳

▼ セリフ訳 下書き. 不明な一人称は暫定.

Part.2




「わあああああああ!!!!」


ゴオオオ


「あああああ」


「うわっ 痛っ」


バシッ

      バキッ


「痛たっ」



ドン...


「何してんだよ! さっさと逃げないと!」


「あの子も連れていった方がいいんじゃないか?」




「どの面下げて付いてきたのよ?」


「フィオラとコナーを殺して、次は私たちも殺ろうってわけ?」 ※ コナー/코너(人名)


「私が納得いく説明してみなさいよ。」



「ジェニー、よしてくれ... この子は僕が連れてきたんだ。」


「ひょっとしたら役に立つんじゃないかと...」



「ハッ、まともに逃げれもしない子が役に立つ?」


「ひどい八つ当たりはそのへんにしとけよ。」


「何ですって?」


「戦う力の無い子ならフィオラとコナーを殺せるわけないし、」


「フィオラとコナーを殺したんなら戦う力があるってことになるだろ!」


「そうだよな。この子が殺したって証拠もないし...」


「だろ。ちょっと論理的に考えればさ...」



「論理? 証拠?」


「そんなのが必要?」 ギリッ



ガッ


「よく見たら猫かぶってんじゃないの? あの研究所にはこの子しかいなかった!」


「この子がフィオラとコナーを...!」



すっ





「・・・」


「殺したって?」




ドンッ


「っ!」




「ちょっと!どこ行くんだよ!」


「探索しなくちゃいけないでしょ。」


ザッ


「あ... あの、ひとまず少し頭を冷やしてからまた話そう!」


「それまでスラムの方をちょっと回ってみといて!」


「え... この子と二人で?」





「俺の名前はJPだよ。」


「私のことはとりあえずウィクラインと呼んでください。」


「なんも覚えてないんだって?」


「しょーがない。」


「俺が説明してやるとするか。」


「!」




「この島は一種の実験場なんだよ。俺たちは実験体ってわけ。」



「研究員たちは二日に一度 ” 禁止区域 ” ってのを広げる。」


「禁止区域は簡単に言うと... 留まってたら死ぬ区域だよ。」



「そこから抜け出さないと全身が灰みたいになって消える。」


「禁止区域が島全体を覆えば全滅ってね。」




「ここは禁止区域だったけど数日前に開放されたんだ。」



「始まってすぐの頃に禁止区域に指定されて、」


ザッ


「誰もまともに調べられなかっただろうから使える物が多いはずさ。」




「では、自分のいる地域が急に禁止区域に指定されたら死んじゃうんですか?」


「そんなことはなくて... 区域を指定する前に予告してくれる。」



「見るとそこにスピーカーが付いてるだろ?」


「はい。」


「あれで研究員たちが放送してた。」


「”どこどこの区域が禁止区域になります。” ”残りの生存者は何人です。” こんな感じ。」



「それから...」


「おっ、銃みっけ!」 ぶん ぶん



( このグラフィティ... )


RUDDY SHELDUCK(アカツクシガモ)


( どこかで見たことあるような... )



バサッ


きゃ「かわいい~」



「どこから来たの? あっ、待って!」


「ん?」



「とにかく、その禁止区域を止めるには...」


ド ン


シャァァッ


「動くなよ!」


「エリマキトカゲは首のエリマキを広げるまでは安全だって聞いた。」


「刺激しないようにゆっくりと...」 ザリッ


ピカーッ



バ サッ


「うわあああああッ!!!」


  ダンッ

ダンッ

      ダンッ


「クソっ、逃げるぞ!!」


       ダン

ダン


「くっ!!」



ダダダ...


バッ


ドーン


「うわああああああッ!!!」



わああっ「分かれて逃げようぜ、分かれて! そしたら1人は生きれるじゃん!」


「ごめんなさい! 怖くって!!!」


ダダダダ


「こうしてちゃ2人とも死ぬんだって!!」




「あれだ! あの下に入ろう!」


バッ



ドゴッ


「きゃっ!!」


「早くこっちへ!」 タッ



ドンッ


      ドゴンッ


ドガンッ  グシャッ


     ドガンッ 

えっ



「早く入って!」


「JPさんは?」


「俺は戦わなくちゃさ。」



「でも... そんなにガリガリなのに...」


「ケンカ売ってんのか?」




「うっかり教え忘れてたんだけど、」


「俺たちの身体能力は島に来る前より遥かに跳ね上がってるんだ。」



「だから、運が良けりゃ勝てるかも...」


ドーン


「 !! 」




( 言ってみたものの、肉弾戦は一度もしてないんだけどな... )


すっ


「...はぁ。」


キシャーーッ



ダ ッ



シュッ


ガシッ


「うっ」



ドゴッ


「ぐあッ!!」



「くそっ、せめて一撃だけでも...」


( あ、ちょっとタンマ )




「カッコつけなきゃよかった!!」


サッ


ドガン



ヒュッ


「は...」  バッ




ドゴッッ



「JPさん!!」


「ぐっ...」 パララッ... 



ドカッ


「ぐああッ!」




バキッ



「JPさん!!」


ガリッッ ベキッ


「があああああああッ!!!」



ガコンッ


「!!」



「わっ」


ドスン


「うぷッ!!」


「ぐぇ」




 ガリッ


バキッ

   ぐいっ


「!! ウィクライン!」 くっ



どさっ...


「痛たた...」



スッ


「危ない!!」






ガ パ ァ ッ




to be continued...



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